「あとでやる」って、いつの“あと”ですか?
「宿題やったの?」「うん、あとでやる〜」
この会話、もう何回目だろう。
小学生の息子は、まるで“あとでやる”という呪文を使って宿題から逃げ続けている。
でも、そう言われた瞬間、
私の中にもひとつの記憶がよみがえった。
夏休みの宿題、8月30日から本気出す派でした
正直に言うと、私も小学生の頃は「ギリギリ追い込み型」。
読書感想文なんて、ほぼ“本の裏表紙”を見て書いたし、
自由研究は最後の2日でなんとかでっち上げた。
“コツコツ計画的”なんて、まるで縁がなかった私。
そんな私が今、息子に「今すぐやりなさい」って言ってる。
説得力ゼロじゃないか…。

それでも言わずにはいられない
「どうせギリギリでやるくせに」って思っていても、
親になるとやっぱり言っちゃう。「今やったほうが楽だよ〜」って。
でも息子はというと、
「ふーん」とか「わかってるし」とか言いながら、
今まさにYouTubeを観ようとしてる。
こっちも“親らしいこと言わなきゃ”って思ってるけど、
実際は自分も「あとで派」だったから、
なかなか強くは言えないジレンマ。
まとめ:きっと、私は“言ってほしかった”んだと思う
たぶん当時の私も、
「宿題は早めにやっときな」って言われながら、
本当は誰かに付き合ってほしかったのかもしれない。
ただ「やれ」って言うんじゃなくて、
一緒にノート開いてくれたら、ちょっとやる気出たかも。
だから私は、言い方を変えてみる。
「今から一緒に10分だけやってみよっか」って。
それが私なりの、“あとでやる”へのリベンジ。

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