家族が、ちょっと熱っぽい夜だった
その日はなんだか、
子どもの顔がほんのり赤くて、声もかすれてた。
「ごはんいらない…」って言うほどじゃないけど、
こってり系はちょっと無理そう。
冷蔵庫を見て、
“やさしい味のもの、ないかな”って探してた。
思いついたのは、ふわふわ雑炊だった
おかゆにしようか迷ったけど、
ちょうどごはんも豆腐もあったから、
ふわふわの卵雑炊にしてみた。
鍋ひとつ、包丁もいらない。
手間はかからないのに、湯気までやさしい。

材料(1人分)
- ごはん…お茶碗1杯(冷ごはんでOK)
- 豆腐…1/4丁(絹ごしが◎)
- 卵…1個
- 水…200ml
- めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
- お好みで:小ねぎ、白ごま、刻み海苔
作り方
- 小鍋に水とめんつゆを入れて火にかける。
- 沸騰したらごはんと豆腐を加え、豆腐をざっくり崩す。
- ひと煮立ちしたら、溶き卵を回し入れて火を止める。
- 軽くフタをして1分蒸らすと、ふんわり仕上がる。
- 器に盛って、お好みでねぎや海苔をトッピング。
まとめ:食べてくれた。それだけで救われた気がした
「おいしい…」って、小さい声で言ってくれた。
ふだんより食べるスピードは遅かったけど、
最後までちゃんと食べてくれた。
あぁ、よかった。
その日は、それだけでじゅうぶんだった。

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