あとから来るのは、自己嫌悪ばかり
「寝かしつけのあとって、だいたい自己反省会になるんです…」
布団に入って、ようやく一人になれた夜。
今日も怒鳴ってしまったことが、何度も頭の中をぐるぐるまわる。
あの言い方、絶対きつかったな。
「ママ嫌い」って言われても仕方ないって、思った。
ほんとは怒りたくなかっただけ
そもそも、怒りたいわけじゃなかった。
朝からぐずって、保育園に行くのに靴を履いてくれなくて。
時間もなくて、イライラも募って、
結局「もういい加減にして!」って叫んだのは私。
あとで考えたら、本人も眠かったのかもしれないし、
ただ甘えたかっただけかもしれないのに。

「こんなママでごめんね」って思ってしまう夜
寝顔を見ると、また涙が出てくる。
小さな手をぎゅっと握ったまま眠る姿に、
さっきの怒鳴り声がどれだけ刺さったんだろうって、
自分が自分を責め続けてしまう。
「私、ちゃんとできてないな…」
「子どもが可哀想だな…」
そんなふうに、自分を否定する声が止まらない夜。
でも、朝になるとまた、始まる日常
不思議なもので、朝になると
また「早くして!」って言ってしまう。
でもね、これって頑張ってる証拠なんだよね。
ちゃんと起きて、ちゃんと準備して、
ちゃんと送り出そうとしてるから、
心に余裕がなくなることだってある。

自分にかけたいひと言
「今日もおつかれさま。ちゃんとやってるよ」
完璧じゃない日も、怒っちゃった日も、
それでも最後に布団にたどりつけたなら、
今日の自分に〇をあげてもいいんじゃないかな。
怒ってしまうことは、きっと誰にでもある。
それでも、愛してる気持ちはちゃんとある。
そのことを、忘れないようにしたい。

コメント